印刷の問い合わせ・見積り依頼・注文をスムーズにする方法
コーヒーが好きですが、外で飲むと高いんで、自分で淹れたんを飲んでます。
たまに打ち合わせとかでスタバに行くと、カスタマイズなんて分かりませんから、もっぱら、「ブラックのホットを小さいのんで」と頼んでます。
何事でも、慣れたら好きなように注文できるんでしょうが、経験が無いと、そのハードルはメチャクチャ高く、スタート位置で挫折しそうになるもんです。
そんな訳で、印刷の問い合わせや見積りの依頼をスムーズにする方法について、一席おつきあいをいただきます。
問い合わせをいただいた時に、印刷屋が欲しい情報としましては、
- 何の印刷をしたいのか
チラシとか、自叙伝とか、パンフレットなどの、具体的な名称。 - サイズ
A4とか、B5など。
分からなければ実測で構いません。 - 色数
カラーとか、黒一色とか、青の一色とか。 - 両面印刷なのか、片面印刷なのか
- 印刷枚数
- 希望納期
- 印刷用のデータの有無
PDFファイルで印刷用データを作られた方は、自分で作ったデータを印刷したい方にをご覧ください。
あとは、印刷屋が質問しますので、分かる範囲でお答えください。
「印刷屋に注文するのは初めて」と言うと、足下を見られるんちゃうかと心配される方もいらっしゃいますが、相見積もりを取れば済むことですし、印刷屋は一見さん大歓迎なんですでも書きました通り、初めてのお客さんには慣れていますから、安心して問い合わせてください。
オーダースーツの店とか着物屋さんとかがそうですが、最初に、「スーツを仕立てるのん、初めてなんです」とか、「まだ、慣れてないんです」と言うと、店員さんが誘導モードのスイッチを入れて、お客さんが求める仕上がりまで導いてくれます。
印刷屋も似たり寄ったりなんで、お客さんが求める仕上がりになるように、見本やパターンを並べて提案しますんで、ご安心ください。
ただ、金額については、ちゃんと打ち合わせをした上で、見積書が出るまで待たれることをお勧めします。
よく、「アバウトでナンボしますか?」と言われますが、アバウトはアバウトでしかありませんから、あまり良い結果にはならんと思います。
原稿づくりからお手伝いしてるというと驚かれますが、広告代理店やデザイン事務所では、当たり前にしてはります。
印刷物を注文する時、完璧な原稿を用意しなくてはいけないと思い込んでおられる方がいますが、文字物以外なら、プランさえあれば大丈夫です。
物づくりには、カウンセリングって一番大事やと思うんです。
お客さんの思いを聞かない物作りでは、薄っぺらい物しか作れません。親友から頼まれたラブレターの代筆ぐらいの覚悟でお作りしています。
チラシより、ショップカードのほうが、安くて効果があると思うんですが、どうでしょうか?
コスパとタイパで考えたら、チラシよりショップカードの方が良いと思うので、ショップカードのメリットについて書いてみました。
年賀状の印刷が、印刷屋より郵便局やスーパーやコンビニのほうが早くて安くなってしまった理由
昔の郵便局は印刷屋に気兼ねして、自分とこでは印刷事業に手を出さず、印刷屋をお得意様扱いしてくれたりしてたんですがね。











