原稿づくりからお手伝いしてるというと驚かれますが、広告代理店やデザイン事務所では、当たり前にしてはります。
印刷物の注文をする際には、レイアウトを含めた、完成品の下絵のような原稿が必要になると思われている方が多くおられます。
また、それがハードルとなって、頭を抱えている方がおられます。
そんな方に、「原稿づくりからお手伝いしますよ」と言うと、驚かれることがあります。
本・冊子や新聞の場合、文章を頂かなければいけませんが、チラシやポスターなどの1枚ものの場合、ウチでは、お客さんと一緒に原稿づくりをしています。
広告代理店やデザイン事務所なんかが印刷物を手掛ける場合、お客さんに求めるのは、紙面に載せる物の情報が書かれた企画書と、お客さんの希望や、企画書に書かれていない話です。
ウチは広告代理店でもデザイン事務所でもありませんが、似たようなことをしています。
企画書があれば拝見し、お客さんの話を聞き、
大まかなスケッチを描き、
お客さんの意見を聞き、
こちらからご提案し、
だいたいの構図が出来上がったら、
レイアウトや文字組をして、
お客さんに校正紙を提出します。
いわゆるカンプですね。
あとは、お客さんからの指示を受けて修正し、それをお客さんに見てもらうを繰り返し、お客さんが満足されたら印刷して、希望される加工を施したものを納品します。
「そこまでさせたら、さぞ、高いんやろ!」と言われたこともありましたが、さぁ、どうでしょう。
同条件でやったとして、ウチより安い所もありますが、ウチより高い所は、もっとたくさんあります。
ウチは一人でやってますんで、営業マンや事務経理などの人件費が掛かりませんから、その分、お安くなるんやと思います。
そうそう、打ち合わせの時に、「こんな感じのん!」と、見本になるような印刷物を見せていただけたら、話は早く済みますよ。
原稿づくりからお手伝いしてるというと驚かれますが、広告代理店やデザイン事務所では、当たり前にしてはります。
印刷物を注文する時、完璧な原稿を用意しなくてはいけないと思い込んでおられる方がいますが、文字物以外なら、プランさえあれば大丈夫です。
物づくりには、カウンセリングって一番大事やと思うんです。
お客さんの思いを聞かない物作りでは、薄っぺらい物しか作れません。親友から頼まれたラブレターの代筆ぐらいの覚悟でお作りしています。
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