捨てられずに、
ちゃんと見てもらえて、
ちゃんと読んでもらえる
印刷物の工夫

外から帰ってきて、ポストにチラシが入れられていた時、あなたはどうされていますか?

読む・見て捨てる・見ずに捨てる・興味があるので置いておく

この4択のどれかになると思います。

アパートやマンションには、ポストの近くにチラシ用のゴミ箱が置いてあるところがありますが、どことも、その場で捨てられるチラシのほうが多いようです。

ただ、おもしろいもんで、自分がチラシで宣伝する立場になると、自分のチラシだけは捨てられず、多くの人に見てもらえて、たくさんのお客さんが来てくれると、思い込んでおられる方が多くいますから、そんな方には、捨てられないためには工夫が必要であることをお話ししています。

チラシに限らず、紙で作られたものは捨てられやすいです。
運転免許の更新の時に配られる「安全運転のしおり」も、係員の人が、「ここで捨てないでください、家に持って帰ってください」って言いますしね。

まぁ、タダやから捨てやすいんでしょうが、あれを作るのにナンボ掛かっているのか…。私があんな仕事を受注できたら、毎月旅行して、美味しいもんを食い漁ってると思います。

さて、本題に戻りますが、本を買う時のことを思い出してください。
本屋さんなら、求める書籍が置いてあるコーナーへ行き、ずらっと並んだ中から表紙や背表紙を眺めて、気になる本を手に取り、パラパラと読んで、買うかどうかを選別します。

ポスティングのチラシはどうでしょうか。
中には、何も見ずに捨てる方もいるでしょうが、「何やろ?これ?」と思ったら、ちょっと読んでみて、興味があれば家の中まで入れてもらえます。

両方とも、第一に、「興味を惹く」ことが重要です。

昔なら十人十色、今なら多様性などと呼ばれますが、物の価値観や個性は千差万別で、老若男女すべての人から興味を惹くことは不可能ですし、幅広い層へ一発にアピールしようとすると、伝わり方がぼやけてしまいますから、

  1. まず最初に、買ってくれるであろう人を分析してターゲットを絞る。
  2. 次に、ターゲットの気持ちをそそる。
  3. そして、見た目を良くする。

どんな印刷物でも、この3つで捨てられる確率は下がります。

ちなみに、ウチは全てのご依頼に対し、お客さんの思いや熱意を直接お聞きしてから、あーや・こーやと相談して、「こんなんどうでしょう?」とご提案して、私が直接デザインしておりますので、長年ご贔屓くださっているお客さんからは喜んでいただいてます。
さすがに打率10割とは言えませんが、それでも5割は超えてると思います。

あと、ウチの強みと申しますか、私が何事にも、こだわりが強い性格でして、この“こだわり”という言葉は、些細なことや気にしなくても良いことに、必要以上に気持ちがとらわれることですから、本来は否定的な言葉ですが、お客さんからのご依頼に対して、深く考えたり、より良い見せ方を探求しがちなもんで、その、こだわりの積み重ねが、今の工夫となり、ご贔屓様から喜んでいただいているんやと思います。

理念と言えるほど大層な話しではありませんが、ウチは、お客さんに儲けてもらうことを願って印刷物を作っています。
ただし、「儲ける=お金に限る」では無く、お客さんの認知度やイメージや理解度を上げたり、印刷物の使い勝手を良くしたり、お客さんに今よりも良くなって欲しい、ご商売向きなら利益を上げて欲しい、それで気に入っていただけたら贔屓にして欲しいという思いから、知恵を絞ってデザインしています。

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