よりぬき の 自分史をつくりませんか?
自分史や自叙伝というと、生まれてからの全部を書かなアカンと思われていますが、全部書くのは大変です。
実際、それで断念される方は、少なくありません。
視点を変えて、“伝えたいことだけを書く”のは、いかがでしょうか。
職務経歴書やないんですから、全部書かなくていいんです。
印象・記憶に残ることを、お孫さん、お子さん、ご友人などの顔を思い浮かべながら、その人に向けた、手紙のように書いてみる。
1つ2つ書き上げると、不思議なもので、「あぁ、あんなこともあった、こんなこともあった」と、昔の記憶が蘇ってきて、話しの数がどんどん増えます。
回想法と言うそうですが、昔の事を繰り返し思い出していると、いつの間にか、本の体裁が整うほどの量になるものです。
私の曾祖父さんは、江戸時代は侍で、明治のご維新で刀を売って髷を落とし、商売人になったと、子供の頃にオカンから聞きました。
後年、司馬遼太郎さんの大阪侍を読んで、曾祖父さんが、どんな人やったんか、興味が湧きましたが、戦争で全部燃えたそうで、何も残っていません。
その息子の大叔父は、「煙草買うてくるわ」と出かけたまま行方知れずになり、着物の綿が抜けて一重になる頃になると、「ただいま」と帰ってくる風変わりな人やったそうで、「世の中には、ウチの親戚がいっぱいおるはずや」と、オカンが言うてました。
大叔父については、噂を聞きつけた小説家が題材にしたいと取材に来たそうですが、「なんも、おもろい話しは無いわ」と断ったそうです。
会うことは叶わぬ人たちですから、書いたものが何か残っていたら、想いを馳せることもできたのに、残念です。
世間では、NHKのファミリーヒストリーが、人気やそうです。
他人のご先祖様に興味を持つ人が多いのならば、自分のご先祖様に興味を持つ人は、少なく無いと思います。
「私のことなんか、誰も興味は無いよ」と、思われがちですが、孫や曾孫に玄孫は、案外、気になるものです。
「何か書きたいけれど、何から書けば良いのか分からない」のであれば、お気軽にご相談ください。










