社内報集
(心得集)
大阪モノレール様から、社内報に掲載していた、安全統括管理者さんの講話をまとめて、社員向けの本にしたいと、ご依頼をいただきました。
元々は、「社会人として、鉄道人として、保守とは、サービスとは、マネジメントとは、安全とは…」と、モノレールの安全運行のために必要な『心得』について、安全統括管理者さんが管理職会議の席でお話しになったことを、月刊の社内報に載せておられましたが、多くの社員さんに、特に、若い社員さんに読んでもらうために、一冊にまとめられることになりました。
原稿は、録音された講話を文字起こしされたものでしたので、本意を損なわないように、読み易い文章にして、1ページで1節が読み切れるようにレイアウトしました。
また、カテゴリー分けができそうでしたので、インデックスをご提案しました。
ただ、読み易さを追求して、1節1ページにしたところ、サイズがA4判と大きくなり、ページ数も多いので重くなり、携帯性が悪くなってしまいましたので、製本したものは、各部署の書庫に数冊ずつ置くようにして、社員さん用には、電子書籍版を別にお作りしました。
また、この講話は、社員研修でも使われているとお聞きしましたので、コピーしやすいように、16穴のバインダー製本にしたものを、別にお納めしました。
昔も今も、学校の社会の授業では、社会で生きる術を教えてくれません。
せっかく希望して入った会社なのに、周囲と意思の疎通を図らずに(図れずに)、辞めてしまった若い子が、私の周りにも何人かおります。
そんな若い子に、踏ん張って欲しい、頑張って欲しいと願いながら、この本を作りました。